Solo Exhibition !!

先日FBでお知らせいたしましたが、来月横浜で個展を開くことになりました。

人生、チャレンジを続けていると、本当に思いもよらない出逢いがあります。

今回のお話はまさに、棚からボタモチ!!ん?なんかあまりいい表現ではないかな 笑 でも、まさにそんな感じ。 5月の終わりに偶然の出逢いがあり、その場で話が弾んで友人関係に。その彼女に私のプラチナプリントを見せたら、あれよあれよと話が進み…思いがけず、こんなに素敵な場所で、個展をさせて頂くことになりました!

http://www.marineandwalk.jp/

今回発表するシリーズを作っている最中、私はずっと探していました。本当に大切なものってなんだろうって。

その大切なものをきちんと自分自身で抱きしめ、視覚化したかったんです。みんなに感じてもらうために。

重なり、つまりlayerの中にある美、光と影の間に、私はそれを見つけようとしました。

なぜ傷ついた梨を撮ったのか? HPで作品を見た何人もの人から質問を受けました。 私にとっては、傷ついた梨でなければならなかった理由があるのです。

あるとき頂いた梨を、私の不注意で地面に落とし傷つけてしまいました。その梨を手にどうしたものかと見つめていたら、窓から光が突然差し込んできました。すると不思議なことに!一瞬にして傷が消え、生き生きとみずみずしい梨に生まれ変わったように見えたのです。 「あ!これだ!」私は8×10の大きく重たいカメラを担ぎ出し、大急ぎで撮影をはじめました。私が感じた光が、消えてなくならないうちに、この魔法の箱にとじこめたかったから。

時に傷つき、救いを求めながら、私は色々な角度から観察・検証を繰り返し、時間の重なりlayerを経て、ようやく今、見つけた気がします。

それは、本当に脆くて、握りしめたら壊れてしまいそうで・・・だけど、間違いなく今私はそれを手にし、そしてそれを守るため、より強固なものにするために、自分自身の足で力強く立っています。

私の作品は、私の人生そのものです。

過去を全て捨てよう、と思ったときもあったけど、過去を抱きしめ、出逢った人たち全てに感謝の気持ちを持って未来を生きていきたい、今はそんな風に思いながら、女性の自立を支援する活動も新しくはじめました。

アナウンサーとして、写真家として。 言葉で、声で、写真を通じて、誰かが少しでも私の作品から何かを感じてくれて、自分の生きてる世界ってこんなに美しいんだ、今ここに生きてて良かったって思えるような空間を作っていけたら…みんなを繋ぐことができたら…って、そんな風に思うのです。

今、私の大切な仲間たちと、必死に準備を進めています。皆様にお会い出来ること、心から楽しみにしています。

Ena Ishii 「Precious one」

Platinum Palladium Print Exhibition

8/2(火)〜17(水)

marine&walk Yokohama

”LOURMARIN MARKET&GALLERY”

Coming Soon